あこがれのアンコールの旅
 小学生の頃の社会科の教科書に載っていたアンコールワットの遺跡に行く機会がやっとできました。夏は40度を超えてしまうし、雨季はあまりにもむし暑いと聞いていたので 一番旅をしやすいこの頃を選びました。英語の先生は半年前にクワラルンプールから行って、とても良かったし、グループツアーでなくても充分安全に行けるというアドバイスを信じて、パソコンから飛行機のチケットとホテルの予約だけをして行ってみました。まだベトナムにも行ったことがなかったのでホーチミンで1泊して、翌朝8時半頃出発のベトナム航空のプロペラ機で1時間半飛ぶとシェムリアップ(アンコール・ワット最寄りの空港)に到着しました。

 空港からタクシーで20分でル・メリディアンホテル到着。ホテルのフロントで日本語のガイドとバイクタクシー(ツクツク)の手配を頼みました。安心してホテルでランチを食べていよいよアンコール遺跡の観光が始まりました。

 美しいけれど修復用の養生ネットが少し残念。アンコール・ワットはヒンズー教の寺院。ワットは寺と言う意味だったと思います(たしかタイでも)。

 建物の美しさも素晴らしいけれど、生き生きしたデザインのレリーフの美しさは圧巻でした。何メートルも続いていたのです。

 この時間は観光客も普通はホテルで休憩するんだよとガイドさんに言われちゃいましたが、私たちは2泊3日しかここに滞在しないので、許したくださいね。32~3度ぐらいあったでしょうか。この日は日焼けしちゃいました。

 タイから観光に来たらしい(失礼お勉強?)お坊さんもレリーフの回廊をゆっくり見学。ここにもあのカンボジアでの戦争の時の玉の跡がありました。

 アンコール・トムは仏教寺院。門前の仏像の大きさも数もすごい。仏像の中には首が落ちているのがあって見るととても悲しい気分になりました。それはもっと昔の戦いでの異教徒とかによるものらしかったです。

 なんとありがたく 優しい微笑み。ありがたく癒されたのでした。

 こんな大きな石を重ねて作っている遺跡は、やはりこの頃の王様の権力の大きさを感じるけど、一般人は税とかに苦労しんだのかな?とも想像しました。

 ガジュマルは遺跡も飲みつくして。カンボジアの戦争中にほったらかされてる間にとても荒れたそう。まだまだ修復されてる最中でした。

 私は最近いろいろパワーが落ちていたので 仏像にもガジュマルからもちょっとパワーをいただいて。

  ガイドさんに言われるまでは気がつかないほど 遠くに小さく見えた仏様。望遠でめいっぱいよってみましたが、なんだかかわいい。あなたも飲み込まれたんですね。

 ゾウさんの歩く道と人の歩く道は分かれていたけれど 2〜3メートル横を歩いて行くのにはびっくり。15年ぐらい前に旦那の両親はここに来て像に乗ったことをうれしそうに話してくれました。向こうにアンコールが見えたんだけれど 写真では難しい、私の腕?レンズの性能ってことで。

  このあたりで一番高い山からの夕焼け。アンコール越しには朝焼けが見えるはず。それは今回撮れませんでした。もう一泊したら可能だったかな?

 2人で地ビール飲んでこれだけ食べても12ドル(1100円)。タイ料理好きの私には辛い・酸っぱい・甘いのカンボジアの料理はテンンション上がりまくり。  

 写真を見て注文できてほとんど一皿1ドルぐらいの料理のお店がオールドバザールにはいっぱいあった。


 帰りに寄ったベトナムのホーチミン市は車の数より圧倒的にバイクの数が多かった。

 今は戦争博物館に、ベトナム戦争の時はここで南ベトナム側の参謀本部が置かれていたらしい。人間はずっとどこかで戦争するんですかねー。